片の瀬温泉 湯元小林について

「久留米の名湯と絶景、水炊きの魅力を改めて知る」


9月に3年目を迎えた[片の瀬温泉 湯元小林]は、筑後川のほとりにある湯宿。
全客室から筑後川が見え、夕暮れどきには空が蒼から紅、夜へと情景が移り、その〝一瞬の絶景〟に心を奪われる。地元ながら見過ごしがちなダイナミックな光景に浸る贅沢なひととき。


「チェックインを済ませてからどこにも行かず、温泉に何度も入ってお部屋でゆっくりと過ごされる方がほとんどなんです」と言う代表の小林さんの言葉にも納得だ。


〝美肌の湯〟とも呼ばれる片の瀬温泉は、古くから田主丸町に湧く小さな秘湯。


こちらでは、珍しい琥珀色の源泉を100%掛け流しで堪能できる。泉質はサラッとした滑らかなナトリウム炭酸水素泉で、pH値7.8の弱アルカリ性。古くて硬い角質を軟化させて、お肌を自然に優しくふんわりとクレンジングしてくれる。この地域でも稀少な「モール泉」と呼ばれる温泉になります。
北海道では多い泉質ですが、九州では珍しいため、温泉ファンの間でも静かな人気です。


そして、絶対に外せないもう1つの魅力は、数々の名店で料理長を務めた料理人が創り出す料理。


中でも、〝筑後川ブランド〟にエントリーした「水炊き」は、全国各地からこれを目当てに訪れる方も多いほどの逸品だ。
きめ細やかな肉質の「はかた地どり」の鶏ガラを水だけで5時間炊き、香味野菜と鶏ミンチでまろやかさを加え、さらに2時間かけて仕上げる。
調味料を一切入れずに25ℓから5ℓへと凝縮されたスープは、奥深さがありながら、スッと喉を通る白湯のように細やかで滑らか。


昆布と鰹、干し椎茸の出汁に柿醤油と橙の果汁を加えた自家製ポン酢でいただけば、「こんな美食が近くにあったなんて」という喜びで身も心も満たされる。
水炊きはテーブルでスタッフの方が最後までもてなしてくれるので、会話をしながら食事を愉しむのもまた一興だ。


平日でも週末でも、この絶品料理と目の前の絶景、エステ並みの温泉を気軽に味わいに来れるのは地元民のアドバンテージ。
次に来る日をぼんやりと考えながら筑後川を眺める穏やかな時間を体感しに、ぜひ足を運んでみてほしい。



是非、ホームページもご覧ください。
http://yumotokobayashi.com/


一瞬の絶景はインスタグラムでどうぞ。
Instagram:katanoseonsen_yumotokobayashi